薬座!
少女戦士が痛めつけられ、陵辱、捕食、グロ拷問されるリョナ小説。
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『新体操部少女隊散華』4

 学生たちの活気に溢れる校舎の入り口も、臨時休校の今は人の気配無く静まり返っていた。
 砂が大量に落ちているのは今日の清掃がされていないからだ。芝生を模した緑色のマットが等間隔で敷かれ、靴箱が秩序正しく立ち並び、傘立には幾本もの忘れ物が残されている。
 その光景はいつもの学園と何も変わらない平和なものだ。
 校舎内で正義のレオタード少女たちと怪物たちの死闘が繰り広げられているなど、この光景から誰も連想することはできない。一クラスが怪物の犠牲となり全滅したことも、勇ましい戦士の少女が生きたまま食べられて怪物の胃袋に流し込まれたことも、遥か遠い場所の夢のような話だった。
 虹模様入りの白生地を吐瀉物や小水で汚して台無しにし、使命と誇りを捨て、仲間まで見捨てて逃走してしまったレオタード姿の少女が2人、先に進めずに立ち尽くしていた。美しい顔は焦りと恐怖と罪悪感で蒼白になり、身体は極限の緊張に耐え切れず震えている。
 恐怖で失禁し、転倒しての無様な逃走。憧れの先輩戦士が巨大な怪物に生きたまま食われる姿を見せつけられ、今までの苦しい修行も頼れる仲間も無意味なほどレベルの違いを見せつけられ、少女たちの戦う勇気は捻じ伏せられ潰えた。
 凛々しく強かった先輩の少女。戦う理由を与えられることは、戦う勇気を与えられること。
 先輩のように美しくて強い戦士になりたい――その想いが彼女たちを戦士に育て上げた。
 しかし、戦いに果てに待っていたのは、女性の全てを否定する如き蹂躙だった。
 乳房を胸から剥かれ、腹を突き破られ、性器を貫かれ、生きたまま頭から食べられる。与えられるのは想像を絶する苦痛に満ちた、どう形容して良いのかも分からないほどの仕打ちだった。
 正義のために戦っているレオタード少女たちが、凄惨で残虐な手法で殺される運命だとしたら、この世界にはもう絶望しか残っていないのだろう。
 全ての価値あるものが失われ、価値無きものが相対的に価値を得てゆく時間の中、正義の戦士たちの拷問死に価値が生まれた瞬間に世界は終わるのだ。
 だから逃走した。恐怖と絶望から逃れるため。そして運命へ反抗するため。
 そんな少女たち校舎からの脱出を妨げているのは、下駄箱のエリアに前に転がっている無機にして無言の存在。それは、あまりに唐突に出現し、何か罠ではないかと思えるほど無防備。
 だから脱出口直前にありながら、敗走する戦士たちは前に進めない。
「………………」
 それは、端的に言うとガイコツだった。
 眼球の無い空虚な黒い眼窩が、2人の少女をじっと眺めている。
 靴箱に倒れていたのは、腰を強力な攻撃で砕かれた人骨の残骸。
 腰と脚と脊柱から構成される人間の下半身パーツと、肩と腕と頭蓋から構成された人間の上半身パーツに別れ、まるで悪い冗談のパズルのようだった。かつて血肉を纏って動いていたとは思えないほど、奇妙な無生物さを漂わせている。
 異世界から召喚された怪物が跋扈する校舎内で、この骸骨は最初から死んだまま間違えて召喚されたのだろうか、それとも怪物たちに食われた学園関係者なのか。いずれにせよ、入口に置かれた骸骨には、作為的なものを感じざるを得ない。
 何かの罠ではないのか。その疑心が少女たちに最後の一歩を踏み出すことを躊躇わせる。
「あの正面玄関を出ればここから脱出できるのに、先に進めないなんて! もう無駄にできる時間はないのに。どうして『あんなもの』がここにあるのよ? やっぱり何かの罠なの?」
 少女が苛立ちを隠せずにそう言うと、もう1人の少女は自信無く応える。
「た、確かに何かの罠みたいに見えるけど、きっと大丈夫よ。うん、只の『骨』だと思うよ。人間の」
「でも、私たちが最初にここを通過したときには、あんな『骨』は無かった」
「うん。私も確認してるよ」
「結界で一般人は校舎に入れなくして、人質は全員目的地にいて、出口に一番近い私たちが途中で引き返したら入り口に、あんなに綺麗に肉を無くした『骨』があるなんて、誰の骨よそれ?」
「分からないけど、どう見ても只のホトケ様だよ。今はどうすることもできないけど、後で救援を呼んでちゃんと弔ってあげよう。今は生きてここから脱出するのが先。悪いけど死体の面倒は見きれない」
 自分に言い聞かせるように言う。
「さっき、生きてたあの娘すら、見捨てたもんね。私たち、ひどいことした」
 辛辣な少女の告白。
 魔物の攻撃を受け、瀕死の重傷を負っていた中等部の戦士を見捨てたこと。
「じゃあ、貴女が今から助けに行ってやればいいじゃない! 第一、あの怪我で助かるわけない。むしろ、あれで助かった方が残酷よ。もう、あの娘は……」
 手足を切断され、全身を切り刻まれ、顔まで潰された少女が生き残れて――正義の戦士とはいえ、あそこまで傷つけられた少女に、幸せな一生が与えられるのか。
「それは……私もそう思うけど」
 泣きそうな声で、もう1人の少女が顔を歪ませる。
 思い出の中で元気に弾む少女の顔が、血の色に染まった顔とオーバーラップする。人々を守るために再起不能になった彼女を、しかし逆に守るものは少ないだろう。


「…………」
 少女たちの会話を、骸骨の姿をした魔物は無言で聞き続けていた。
 異世界からクラス委員長に呼び出されたそいつは、死体であるがゆえ、死体のふりをするのが非常に上手い。外見だけで骸骨が魔物であることを見抜くのは、精鋭の騎士でも不可能である。
 本当ならば死んだふりをして相手を油断させ、近づいてきた者を攻撃するつもりだった。しかし、場所が悪く逆に警戒されている始末。こうなれば隠れていた仲間の魔物と共に攻めに出るのみだ。


 剣が斜めに振り下ろされ、鉄線入りのガラス扉が横に滑るように割れ、破片が盛大に広がる。
 外界に繋がる扉を両断して現れたのは、磨き抜かれた長剣を持った骸骨の騎士だった。血や泥等で汚れた白銀の鎧を装備し、この世界に存在しない国家の紋様が胸に彫られている。
 よく観察してみると白骨の指に装飾具が残されており、身長からしても女性と思われた。連想される骸骨騎士の生前の姿は、白銀の鎧を纏い、剣を手に戦ううら若き少女騎士。それがどうして魔物化してしまったのか、しかし異世界の魔物の過去など知る由も無い。
「ま、また魔物がっ! あれって西洋甲冑?」
「大丈夫よっ、死霊系の魔物なんてザコ中のザコ、武器がなくても2人で戦れば勝てる!」
 そう言った少女の立つ床がバリバリ破れ、クワガタムシのハサミのような牙が突き出した。床下には無数の細かい牙を鳴らす魔物の気配。鉄杭の如く硬くて太い毒牙が少女を中心に噛み合わされる。
 対の牙は前後からレオタードを貫通し、腰と腹に鈍い音を立てて食い込んだ。ナイフ等の刃物を通さず、魔物の攻撃を防ぐために幾重にも清められた戦闘用レオタードが、簡単に破られて鮮血に染まる。
「……あ、あれ?」
 少女は虚ろな顔で、内臓を引き出しながら背中を突き破った牙と、腸などを引き出して胸を突き破った牙を見た。赤黒い染みに浸食されたレオタードの虹模様が、乳房から花咲く腸から噴いた汚物に染まる。
 しかし、狙って急所を外したのか、内臓を露出されてまだ少女は意識も確かだった。
「……ああ、がああ、ごほっごぼっがぼっげぼっ! ごほっごぶっげぼっ!」
 悲鳴が血の海の中に沈む。見開かれた目から涙を流して、少女は自分の胸から生えた牙を手で掴んだ。何とか牙を引き抜こうとするも、しかし前後から縫うように貫かれてはびくともしない。


「すぐに助ける!」
 床下に潜む魔物に蹴りを叩き込もうと、考えるより早く駆け寄る仲間の少女。しかし、白毛で全身を覆われた狼顔の獣人が前に立ち塞がった。
 音も無く、気配も無く、目の前に広がるのは獰猛な獣の顔。待ち伏せしていたとしか思えないタイミングで出現した新手の魔物に、修行で磨いた彼女の感覚はまるで反応できなかった。
「きゃああああっ!」
 獣人に胴体を横殴りにされ、低い音を立てて脇の柱に叩きつけられた。蜘蛛の巣のように広がったヒビの中央、少女は柱に埋め込まれて倒れることなく頭をぐったりと垂れる。
 聞こえてきたのは、腕がひしゃげた音、内臓が潰れた音、背骨が砕ける音。破壊された柱と潰れた背中の肉が衝撃で食い込み合い、美しいレオタードの妖精を標本のように柱に縫い付けていた。
 そこにあったのは歴然とした力の差だった。普通の鳥がどれだけ筋力を付けても自動車を持ち上げられないように、修行して鍛えた少女の肉体も獣人の怪力を凌ぐには遠く至らない。
「…………こ、来ないで……こっちに、来ないで……い、いやぁ……」
 柱に埋まった獲物に、涎を垂らした獣人が近づいていく。獰猛な吐息から伝わるのは食欲、性欲、征服欲、破壊欲――少女を蹂躙する意思は疑いようがない。
 少女の目に恐怖で飽和した涙が浮かび、狂うが如き絶叫が喉から漏れた。ここは正に地獄だった。
 獣人の大きな手が少女の両肩を握り締めると、肩は果肉が潰れるように形を変えた。肉が裂けて骨が飛び出し、腕の関節から先が痙攣し、血と肉の塊が絞り出される。レオタードの胸部が黒く染まった。
「いぎぎゃあああっああああっああっあああっ!」
 少女の腕が肩から引き抜かれ、投げ捨てられる。床に無造作に転がる腕は電流が走るように数回震え、血を流して永遠に沈黙した。
 肩の断面から血が噴出し、少女の絶叫が迸る中、獣人は腕を無くした獲物の肩に喰らいつき、割れた肩骨を鋭い牙で噛み砕く。同時にレオタードの膨らみに爪を立て、思い切り引き下ろした。
「ぎゃああああああああああああ! ああああああああ!」
 ぷるりと飛び出る乳房は裂断されて崩れ、瀧のような血が起伏を流れ落ちる。顔を濡らした血を長い舌で舐められながら、少女は恐怖と苦痛にむせび泣き、生き延びれる可能性を探った。
 自分はこんな最後を迎えるために戦っていたのではない、と心の中で何度も叫んだ。いくら人々のために悪霊や魔物と戦う正義の戦士でも、少女としての幸福を享受する権利はあるはずだ。
 最近やっと想いを告白し、ようやくお付き合いを始めることができた近所の大学生の顔が浮かぶ。仲間にも内緒にしていたが実は性行為の経験が無い少女は、初めての相手を彼に期待していた。
 それが――新たな激痛により、少女の心の叫びは強引に中断された。
「やああああああああああああ―――っ!」
 獣人は、直立した性器を少女の下腹部に押し挿れていた。筋が切れて穴が裂け広げられ、新しい鮮血が足元に伝う。腹の奥が潰れるような衝撃に襲われ、全身を貫くような激しい突き上げが、痛みが和らぐ時間も無いまま押し寄せてくる。
「あああっ! ああっ! があああっ! ああっ! ああああっ! ぎああぁ!」
 魔物の性器が子宮口を破って内側まで突き刺さり、獣人の腰が叩き付けられる度に、少女が埋まる柱までが衝撃で揺れた。ペニスの動く水音はミンチ肉を混ぜる音に変わり、膣道は抉られ続け、突かれ続け、子宮を貫通した血肉のトンネルに成り果て、それでも獣人が果てることはない。
「ああ……あああ……あ……あああ………………!」
 切り刻まれた乳房を握り潰し、牙で首の皮ごと肩を毟り取って交尾を続ける獣人の動きに、少女は涙を流し血の泡を吹きながら耐え続ける。意識は既に連続を保てていなかった。
 獣人が身体を柱から離すと、結合したまま少女も柱から剥がされる。
 胴体は背骨の砕けた部分から180度折れ曲がり、血塗れの上半身が逆さまで揺れた。裂けたレオタードが垂れて腰蓑のように張り付く腰を掴み、獣人が少女の腹奥に一物を思い切り突き入れると、折れた胴体から背骨が飛び出してきた。
「………、……………、…………!」


「ごほっ! げほっ! がはっ! ぐふっ!」
 牙に貫通された少女には、二体の骸骨が骨を鳴らして近づいていた。
 血を吐きながらも逃れようと力を振り絞るが、血を失った腕に力は入らない。目の前に迫るのは地を這う骸骨と、骸骨の少女騎士。背中からは救援の希望を断った獣人の吐息。
 串刺しにする牙が噛み合い、獲物の身体をハサミで切断するように動く。締め上げられ、持ち上げられ、足が宙に浮いて揺れる。骨や筋が切断される激痛が連続して少女を襲った。
「ぎゃああああああああああっ!」
 少女剣士の剣が優美に動くと、少女の手足が切断されて、すとんと落ちた。血が噴かず、じわじわと染み出てくる滑らかな切断面。骸骨の剣術の腕前は相当な域である。
「あああっ! やあああああっ! いやあああああああっ!」
 ダルマにされた少女は半狂乱となって剣から逃れようと暴れ、頭を振り乱した。少女騎士の骸骨は満足したのか動きを止め、今度は上半身だけの骸骨が近づいていく。
「……ぁ……ああ……あぁ……ぐ、ぁ……!」
 骸骨上半身の腕が少女のレオタードの股布に侵入し、性器に無理矢理手首を捻じ込んで内側を掻き回し始めた。粘膜を抉りながら奥を目指し、子宮を潰そうと骨の指が動いてゆく。
 ぐちゃくちゃぐちゃくちゃちゃくちゃぐちゃ。淑やかな性器が文字通り引き裂かれ、愛の欠片も無い蹂躙に晒されても抵抗する術は無い。涙が少女の頬を伝う中、骸骨は潰した子宮を股間から引きずり出す。
 骸骨はただ、少女に屈辱の記憶を刻んでいた。魔物に性器を潰される痛みと屈辱の記憶を刻むため、無事な聖域を握り潰して抉り返したのである。
 気が付くと背後では、骸骨の騎士が己の長剣を、少女の肛門に深く突き刺していた。手足の断面から、背中と腹の穴から、性器と肛門から、口から、赤い洪水が溢れ出してレオタードを黒く染め上げる。
「………ゃ……ぁ…………ぁぁ……!」
 魔物退治を使命にした正義の少女に愚かさを刻み込み、残虐な陵辱は終焉を迎えた。
 牙に刺さった少女が弱り、床下の怪物の口もついに姿を現す。
 怪物の全体像は見えない。対の長い牙の間にあんぐり開かれた大口は巨大なパイプのようで、内側には細かい牙が生えている。噛み砕くのではなく、磨り潰すのが目的の牙だった。
 どろどろした唾液が牙を流れ落ち、獲物を喉の奥に送るため脈動した。少女を表面からゆっくりと磨り潰し、苦しめながら消化するために。


(続)

■『新体操部少女隊散華』
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*― ―) 暇人のSS書き。華麗に武装した少女戦士や魔法少女の敗北萌え、陵辱萌え、拷問萌え。好きなシチュは汚されてドロドロ、小さいものウジャウジャ、囲まれてボコボコ、動けない、脱出できない、終わらない。
 好きな作品は最近は学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド。お気に入りは、うみねこシリーズ、舞Himeシリーズ、ネギま!、セーラームーン、封神演義等。

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