綾瀬夕映は、世界の本を守る正義の魔法少女、ビブリオブラック・デイジーである。 世界中の本の精霊を洗脳しようとしている、暗黒の魔法書と戦っているのだ。 そして今、夕映はまさに変身して敵と戦おうとしていた。不安がないと言えば嘘になるが、一度変身してしまえば、魔力による精神力強化により不安も消える。 「ブラック・ビブリオパワァ―――ッ!! メイク・ア―――ップ!」 天に翳した変身ペンの宝石から黒色の渦が溢れ出し、夕映を優しく呑み込んだ。 渦の中で夕映は生まれたままの姿になり、穏やかな顔で両足を揃えながら、誰かを胸に誘い込むように両手を広げた。リボンの奔流が肉体に絡みついて純白の聖衣に変わり、全身を柔らかく包む。 漆黒のリボンが花開いて平らな胸を可愛らしく飾り、 しなやかな脚には黒いブーツ。 腰から黒のミニスカートが生まれてふわりとはためき、耳にきらりとピアスが光った。 聖衣の肩にやはり黒のスカーフが装着され、ふっくらとした唇に淡い紅が添えられる。
「世界の本を守るため―――愛と正義の魔法少女、ビブリオブラック・デイジー、ここに参上です!」
変身した夕映は、腰に手を置き、そして叫ぶ。 可憐な魔法少女は、凛とした声で魔法のステッキをかまえ、敵の尖兵に宣戦布告した。
…………………………………… …………
じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……と粘質の音。 地平線の彼方まで続く腐肉と蛆虫の海を、ハートをあしらった魔法のバトンを手に進む少女がいる。 純白のノースリーブの聖衣に、黒曜石を思わせる、艶のある黒色のスカーフ、ミニスカート、ロングブーツ。胸にはカラーと同色の、鮮やかなリボンの華が咲いていた。腐肉と蛆虫の海にはあまりにミスマッチである。 彼女は綾瀬夕映、正義の魔法少女、ビブリオブラック・デイジー。 しかし―――敗北した。 戦いに敗れた夕映は、魔法少女の姿のまま力を封じられ、魔法で創られた異空間に閉じ込められてしまった。そこはどろどろの腐肉で覆われ、肥えた蛆虫とハエの大群で飽和した、地獄の世界。 口元には嘔吐の跡が伝い、汗が顎からぽたぽたと下に落ちている。 「はぁ……はぁ……はぁ……、早く出口を見つけないと……このままでは……」 前に進もうとブーツを腐肉の海に突き入れると、乾燥した腐肉の表皮が破れて、腐汁と膿がシャワーのように噴き出してくる。ブーツから太もも、ミニスカートをドロドロに汚され、腐肉はブーツに粘り付いて離そうとしない。一歩進むのにさえ必死になるも、細い足は疲労で鉛のように重い。 「出口は……きっと、どこかにあるはずです……」 彼女は魔法を封じられた状態で何キロメートルも、腐肉と蛆虫の海を進み続けているのだった。呼吸するたびに鼻孔に流れ込む猛烈な臭気、身体に纏わり付くハエの大群、肌を焦がす高温の空気、嫌悪感と汚辱感、飢えと乾き、そして、進んでも進んでも全く変わらない景色―――それらは確実に、一人の少女の心と体を蝕んでいく。 前に進もうとする意思を挫こうとする世界。 希望を絶望に塗り変えてしまう世界。 それがこの世界の本質。 この世界に入れられた彼女は、生きながら処刑されている最中なのだ。 「……だ、誰か……本当に、誰も、いないのですか……」 腐肉の海と蛆虫の大群の世界は、地平線の彼方まで続いている。 「ううっ……これは……?」 不規則な風が夕映の周りで、音を立てて吹き始めた。 腐汁と膿を巻き上げ、高温の風が渦を巻いた。プリーツスカートや肩のスカーフがバタバタと波打ち、髪が滅茶苦茶に舞い上がり、風に運ばれた腐肉の欠片が、汚汁の飛沫が、蛆虫が、雨のように降りかかってくる。 肩に腐肉の塊が音を立てて落下した。果肉から果汁が飛ぶように、腐肉は腐汁と膿汁を吐き出し、蛆が踊り、夕映のスカーフや顔を汚していく。苦悶の表情を浮かべて顔を拭うがが、新たな腐肉がすぐに顔を濡らした。 「くっ、うぶぶ、ぐうう……! ぐうう、ううぐうう……」 膿汁や蛆虫が、黒髪から顔に滑り落ちて鼻孔や口に侵入し、体内に流れ込んでくる。 鼻孔は腐肉で詰まり、眼窩からは涙が、口からは蛆が溢れ出した。汚物に塗れた聖衣を蛆虫が這い回るが、いくら魔法のステッキを振るっても奇蹟は起きない。魔法障壁は、もう虫一匹遠ざけることもできなかった。 「……誰か、助けて……のどか……まき絵さん……誰か……。嫌です……こんなところで……」 夕映はよろめいた。このままでは、本当に悪夢の世界に呑み込まれてしまう。 顔に付いた腐肉や蛆を拭い、軋みを上げる精神を奮い立たせようとする。 しかし、胃に汚物を流し込まれる汚辱は、刃を突き立てられたような衝撃だった。 いくら身体を汚辱されようが、心の清廉さは変わらないはずだ。しかし、どうしようもない屈辱と汚辱が、この世界に閉じ込められて必死に抑えてきた絶望感を増幅させていく。 (もう出られない。出口は無い。もう出られない。出口は無い。私はもう、このまま……!) 震えている小さな背中に、音もなく2本の触手が伸びてくる。 「きゃあああっ!?」 縮れた糸の束のような触手が、細い腕にぐるぐると巻きついてきた。腐肉の筋肉繊維で編まれた触手は、やはり腐敗して蛆が湧き、軟体生物のような感触を伝えてくる。 「は、離すです! こ、このっ!」 疲弊した身体を必死に捩って、何とか拘束を解こうとする夕映。 ビブリオンに変身していれば簡単に切れる触手も、力を封じられた今はびくともしない。 触手は腐肉の海に浮かぶ、眼球と口だらけの肉塊に繋がっていた。蛆虫塗れの肉山の表面から沸騰するように大小の眼球が浮かび、無数の口が蠢いて濁汁と奇形の舌がはみ出し、喉奥から眼球塗れの肉塊が溢れていた。 「いやあああああっ! うっ、動けないっ!」 2つの肉塊は左右から夕映を引っ張り、磔にされた基督のポーズで固定する。 蛆虫は数を増して山のように集まり、ブーツから伸びる足を覆い尽くしていく。錯乱めいた悲鳴を上げる夕映に、今度はハエが群がり、ビブリオンの聖衣を黒く覆い尽くした。 「寄るな! わ、私は、お前たちの餌じゃないです! 私に、近づくなっ!」 首を弱々しく振ると、全身に群れていたハエは一斉に飛び立った。しかし、少しでも抵抗を止めると黒い嵐はすぐに全身に群がられる。股間では蛆虫たちが陰毛と絡みながら、女性器を押し広げていく。 「ああっ、こ、こんな……! けっ、汚らわしい……! 虫なんかに……は、あっ!」 おぞましい触感に性感帯を刺激され、夕映の背筋に甘い電流が走った。媚肉にぬるぬると腐汁を擦り込んでくる蛆虫に屈辱的な快感を与えられ、人間としての尊厳が破壊されていく。 夕映の口から、泣き声混じりの悲鳴を上がった。 生物の不規則な動きによって、波のように強烈な刺激が押し寄せてくる。疲弊した心と身体に染みていく、毒薬の官能だ。膣が蛆虫に蹂躙され、子宮まで汚染されるイメージが鮮明に浮ぶ。 「こんな、こんなの……やめて……やめてくださいです……」 蛆虫による陵辱に防ぐことができずに、夕映は悶えながら涙を流した。そこにいるのは、もはや魔法少女ではない。過酷な責めに完全に屈服し、何者か許しを乞うような弱者の顔である。
「そんな情けない顔するやなんてー、ゆえ。らしくないなあ」 顔を上げた夕映の眼前、腐肉の海の上に、ぼんやりと黒い影が現れる。 よく知っている声、いつも聞いていた声。 「このかさん……あなたは、本当に堕ちてしまったのですね」 かつての親友で、今は最悪の敵である少女を、夕映は悲しげに呼んだ。 木乃香は微笑みながら、腐肉の海の上を優雅に進む。 幻影らしく、その姿はわずかに透けて、背後の腐肉と蛆虫たちが見えていた。 ビブリオンの純白の聖衣と対になるような、漆黒の聖衣を纏う木乃香。全てが暗黒に反転した姿形の魔法少女は悪魔的であり、負の意味を込めた魔女と呼ぶのが相応しい。 「ウチはもう木乃香やない。悪の魔法少女、ビブリオ・ルーランルージュや」 夕映を拘束した肉山から更に触手が噴き出し、頬を掠めるように風を切った。それは強力なムチ。戦うどころか、蟲に全身を犯されて抵抗すらできない状況で、それに抗う術はない。 ムチに無残に打ちのめされる自分を想像し、顔には隠しようのない怯えが浮かぶ。 しかし、もう心は決まっていた。苦境にあろうと、夕映は正義の魔法少女なのだ。 「私は、ビブリオブラック・デイジー。決して、あなたには屈しません」 吼えた夕映を、木乃香は愉快げに嘲る。 「ふふふ、どこまで耐えられるか、楽しみやわ」 ムチが唸りを上げて夕映の胸に叩きつけられ、鋭い音を発した。 「きゃあ゙あ゙―――っ!」 腐肉塗れのリボンが粉々に弾け、はらはらと舞い散った。聖衣の胸元が裂けて乳房が露出し、浅い谷間にくっきりとムチの痕を浮かび上がらせる。蚯蚓腫れどころか、皮が剥けて肉が露出していた。 程なくして、夕映の胸から一筋の血が流れた。切り裂かれた、抉られた、などの表現が近い。 (そ、そんな……なんて威力なのです……っ! こんなのを何発も食らったら……) あまりの痛みに冷静さが失われていく。 焼けた鉄棒を押し当てられ、脳味噌を掻き回された思いだった。 涙に潤む夕映の瞳に、嵐のように押し寄せてくる無数のムチが映る。 「うぐううううっ! あ゙ゔっ! きゃうっ! ひぎいっ! ああ゙あ゙っ!」 ムチのしなる音と同時に、夕映の全身を次々とムチが打っていく。 太ももの肉が裂け、ミニスカートが引き裂かれ、背中の肉が抉られていく。聖衣が破られて血に染まり、柔肌が擦り切れてミンチと化していく。それでも、攻撃は止まない。 触手の元である腐肉の山からは、巨大な肉の杭が何本も産声を上げていた。微かに湾曲した濁色の肉棒は、木の枝を思わせる瘤でびっしりと覆われ、先端の割れ目から粘液が溢れている。 肉棒の剣山と貸した異形を見て、夕映は悲鳴に近い声を上げた。 「ああ! あれは……まさか……そんな……! 」 畸形ではあるが、男性器と見て間違いない。 しかし、太さは腕ほどもあり、もしも挿入されれば肉体が壊れるのは避けられない。 「相手が蛆虫だけなんて嫌やろ? ゆえをきっちりと大人の女にしたるからな」 木乃香が呪文を唱えると、腐肉の山が水音を立てて人型に盛り上がる。 蛆だらけの2メートルほどの肉人形が、およそ40体。溶解したチーズのような肌に蛆虫がびちびと湧き、下半身には、瘤だらけの黒いペニスが直立不動を保っていた。 (ネ、ネギ先生……こんなことになるなら、せめて、貴方と一度だけでも……) 英国からきた天才少年のネギ・スプリングフィールドは、夕映とのどかの想い人である。奇蹟を願わずにはいられなかった。このままでは、自分は虫に続き、怪物の慰み物にされてしまう。 (のどか、パル、まき絵さん……助けて……もう自力で脱出は、不可能です……) 肉山に生えた男性器群が左右から、黄ばんだ精液を夕映に向けて一斉に射精した。黄色い欲望は綺麗な放物線を描いて、夕映の全身に降りかかる。肢体を汚す洗礼に、心に浮かんだ仲間たちの顔が消えた。 「こ、これが、男の人の……こんなものを、女性の中に出す、ですか……? なんてひどい匂い……」 吐き気さえ覚える悪臭。生臭と腐敗臭が混合した、鼻を殺すような臭気。妙なジュースを嗜む夕映でさえ、本能的に拒絶する汚辱の匂いが、息を止めても鼻や口に流れ込んできた。 「げええええ……っ! おええええ……っ!」 先程、喉に流れ込んだ腐肉や蛆虫が、胃液と共に逆流して、夕映の口から吐き出された。 黄色い粘液で汚れたリボンが、今度は自身の吐瀉物に塗れ、胃液で濡れた蛆虫が跳ね回る。しかし、いくら嘔吐しても吐き気は収まらない。吐くたびに肺腑に臭気が流れ込んで楽になれない。 「乙女の恋心なんて、この世界では蹂躙されるだけのもんや。ネギ君とセックスがしたいなら、その想いをグチャグチャにしたる。犯して犯して、犯しまくってあげるさかいに」 夕映の顔は蒼白だが、想いを寄せるネギの顔を浮かべ、少しだけ冷静さを取り戻す。 「わ、私は……肉体をいくら汚されても……絶対に……、」 人形だけで数十体はいる。それだけで過酷どころの話ではない。これから始まる陵辱は、まさしく夕映への処刑なのである。肉体が朽ちるのが先か、精神が壊れるのが先か。 (ネギ先生……私に、辱めに耐える力をお与えください。そして、もう一度だけ、会いたいです……) ほぼ無防備の肉体のなか、精神の武装を固めるべく、呪文のように呟き返す。正義を掲げた少女の、神頼みに近いその行動に、木乃香は優しく微笑んだ。 「ゆえが抵抗できるような生易しい陵辱なんて、ここでは存在せえへんよ」 左右から触手の群れが、一斉に夕映に纏わり付いた。瘤で覆われた竿が緊張を保ちながらくねり、頭大の亀頭が夕映の頬に押し付けられた。 「ひい……っ!」 短い悲鳴を上げる。 亀頭は硬質のゴム、竿は甲殻類の外殻のような肌触りだ。こんなものに弄ばれてしまうという絶望が、一瞬で心に上書きされる。極寒に晒されたように、ガタガタと震え始める手足、噛み合う歯。 この期に及んで肉体を擦るのは、夕映に恐怖心を植える作戦だ。こんなものを挿入されると思うと、魔力で強化された精神にさえ亀裂が入っていく。ナイフを全身に押し当てられるようなストレスに、平静さが失われていく。 そもそも、一介の哲学好き少女に、拷問への耐性などあるはずもない。 「ひゃああっ! ひっ! うぶぶぶぅぁあぁっ! ごほっ!」 複数の触手が夕映の顔に射精し、悪臭が顔面に広がった。白濁した化粧を施された口を開き、舌に絡みついた精液を胃液と共に吐き出していく。耐え難い悪臭を胃が拒絶するが、吐くものがないので非常に苦しい。 また別の触手の射精が叩きつけられる。全身に精液が次々と上塗りされ、ビブリオンの聖衣の内側にも白濁が流し込まれ、乳房の膨らみが亀頭にぐりぐりと嬲られた。 「げほごほっ!、汚いっ、こんなもの! 私はっ、負けないっ、ごほっ! 負けないですっ!」 口に流し込まれる精液を飲まずに吐き捨て、白濁に塗れてながらも儚い抵抗を続ける。 少し括れた腰に巻きついた触手が、嬉々として身体を締め上げてきた。触手たちは耳穴を陵辱して精液を流し込み、束ねられた黒髪をばさりと降ろしていく。もう夕映は完全に玩具にされていた。 「ぐうう……う……ぁ―――っ!」 ブチブチブチ! 性器の筋が切断されていく音が、痛みと同時に伝わってくる。ミニスカートの奥に侵入した触手が股布を破り、股唇を無理矢理押し広げていた。 心のどこかで信じていた甘い可能性が、また1つ、音を立てて崩壊する。 夕映は悲鳴を上げた。 大きく、鋭く、痛く、引き裂かれる、悲しい悲鳴。 腐汁に塗れた陰毛の林に、破瓜の血液が川となり流れた。性器は亀頭の先端を呑み込むが、既にサイズを超えて、下半身がギチギチと軋んでいく。痛みが脳天を突き抜け、膣粘膜は凶悪な瘤に蹂躙されて傷ついていく。 亀頭は血の海と化した膣道を一気に突き進み、子宮を乱暴に殴りつけた。 「ひぎいっ! ああっ! あっ! ああっ! がああっ! あ゙あ゙あ゙あ゙あ――っ!」 触手が強烈なストロークで、子宮をぐらぐら揺らし始めた。 上半身が突き上げられて反り返り、結合部からピンク色の愛液が涙のように溢れ出した。凶悪な瘤を粘膜に食い込ませた肉触手は、腹部を食い破らんばかりに股間で激しくのたうち、ミニスカートを翻す。 愛液や血液に誘われたのか、静かだった蛆虫が再び蠢きだし、細い足を這い上がった。他の触手たちは、前後左右からスペスマや腐汁を浴びせかける。 「あぶぶぶ……ぐうっ……」 夕映は、あちらこちらから責められて引き裂かれそうな精神を、何とか維持しようと苦悶した。 獲物を弱らせようと、目を狙って膿汁や精液が集中的に浴びせられる。断続的に汚汁を浴び続けていた瞳は、炎症を起こして黒く腫れ、無残にも瞼さえ開けれなくなった。 「うあああっ! め、目があ゙あ゙あ゙あ゙っ!」 涙で汚汁を洗い流しながら、一滴でも多くの清水を求める夕映の瞳。しかし、目に容赦なく流し込まれる膿汁や精液によって、正真正銘の闇に落とされていく。 さらに、尻の割れ目に、別の触手があてがわれ、そのままズヌリと肛門を貫いた。 「ひぎいいぃっ! ひいいいいっ! うぐうううううう!」 悪寒と激痛に脳の感覚が麻痺し、思考能力が急激に低下していく。排泄口から逆流する触手の感触は、闇を彷徨う夕映を更なる地獄に落としていった。腹の中で2本の触手が動くたびに、視界が火花が散るように点滅し、意識が遠くなる。さらに触手たちは身体に巻きついて締め上げ、蛆虫たちは全身を覆い尽くした。 「うあ! あっ! あ゙あ゙あ゙あ゙っ! あはあ゙あ゙あ゙あ゙っ!」 爪先立ちをして、ストロークの刺激を和らげようとする夕映を嘲るように、腰に巻きついた触手と、足に巻きついた触手が連動し、夕映の肉体をピストンと逆方向に押し戻す。下降する子宮と、上昇する亀頭が激突して、腰が砕けんばかりの衝撃が押し寄せてきた。触手にクリトリスを締め上げられ、爪先立ちさえ崩される。 「やあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!」 再びムチ打ちが再開された。 肩を打たれてスカーフが引き裂かれ、頬が大きく裂けて口が増え、わき腹が抉られ、スカートが一部吹き飛んだ。頭部に感じた衝撃と同時に、長い髪が頭皮ごと腐肉の海に落ちていく。 「あ゙ぐっ! あ゙ゔっ! あ゙あ゙っ! あ゙ぐっ! あ゙ゔっ! ゔあ゙っ! 」 夕映が、頭を振り乱して絶叫する。 苦痛から逃れたい一心での足掻きに、拘束はぴくりとも動かない。 穴だらけの布切れと化したビブリオンの聖衣は、血を接着剤として露出した肉にぺったりと張り付き、傷に擦れて激痛を生み出す。全身あちらこちらで、骨まであと一歩まで肉が削がれていた。 「……あ……あ゙あ゙……」 夕映は虚ろな目で木乃香を見た。 裂かれた両頬と、割られた額から流れ出した血で、顔は赤黒く染まっている。口内に溜まった血をどろどろと吐き出しているが、それはいつまでもなくならない。もはや戦意の二文字は感じられなかった。 「あああっ、あ゙あ゙、ゔあ゙あ゙っ!」 2本挿しに興じていた触手たちが、夕映の子宮と腸に大量の精液を注入していく。どくん、どくん、と長時間続く射精に膣は飽和し、結合面から白い飛沫が逆流した。 「うあ゙あ゙あ゙あ゙……っ」 触手が勢いよく夕映の尻と性器から引き抜かれると、精液に塗れた茶色い柔便が漏れて内股を汚した。肉人形たちは夕映の髪を引いて首を捻じ曲げ、糞便を顔に擦り付けて、口の中にまで押し込んだ。 「あ゙あ゙……やあ゙あ゙あ゙、うぐぐ、ぐぐ……」 自分の汚物を食わされても、もう抵抗もできなかった。触手の拘束が緩むと、夕映は顔中を糞塗れにして膝を付き、腐肉の海に力なく倒れこんだ。 「まだまだ、始まったばかりやで。休憩なんてさせへんからなあ」 腐肉から引き起こされた夕映は、意識朦朧としたまま触手や肉人形に揉みくちゃにされていく。彼女はこれから半永久的な時間をかけて、あらゆる責めを肢体に刻み込まれることになるだろう。 「死んだら生き返らせたるし、狂っても元に戻したるさかい、安心して愉しんだらええわ……」 木乃香はくすくす嗤いながら、ゆっくりと薄らいで消えていった。
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「世界の本を守るため―――愛と正義の魔法少女、ビブリオブラック・デイジー、ここに参上です!」
綾瀬夕映は、世界の本を守る正義の魔法少女だった。 そして戦いに敗れて異世界に閉じ込められ、数ヶ月の陵辱と拷問の果てに朽ちた。 最後は回復魔法も効かないほど肉体が崩れ、知性は動物レベルまで落ちていたという。 悪に敗れた非力な魔法少女の、末路だった。
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