学園の屋上で壁にもたれた真名の黒髪は、陽光を浴びてきらきらと輝いていた。 綺麗だ―――刹那は素直にそう思った。木乃香と比べても遜色ない女性の象徴、美しい黒髪は真名の魅力を惹き立てながら一種のクッションとなって、彼女の洗練された攻撃的な空気を和らげてくれる。 褐色の肌の退魔師の少女―――しかし、こうやって見ると、彼女が血と硝煙だらけの戦場を駆け巡る歴戦の戦士だとは誰も思わないだろう。逆に、女神と勘違いする者はいるかも知れないが。 真名はふっと微笑んで、刹那を見た。 戦場の女神の微笑みにどきりとしながら、刹那は真名を見つめ返す。 「刹那、この前の修学旅行の報酬の件なんだが、期限まであと1分だ」 「!?」 女神は借金の取立屋に変貌し、刹那は戦慄してそれに対する。 「相棒でもビジネスの話は別だ。この話はきちんとしておかないとな」 磨き抜かれた妖石のような<魔眼>に迫られては、大抵の者は素直に報酬を払うだろう。その心臓を鷲掴みにされるようなプレッシャーは、付き合いの長い刹那でも未だ慣れないのだ。払えるのならば勿論払っている。そう―――払えるならば―――。 「そ、それが……この前の件は急だったし、出費が重なって……」 「払えないのか? ならば刀を質に入れてもらうか、身体で払ってもらうしかないな」 「ま、待ってくれ龍宮! 」 そう言った刹那の額に、ごりっ、と、冷たい銃口が押し付けられる。 火薬が爆ぜる乾いた音が響き、刹那の意識は消えて崩れ落ちた。 倒れる刹那をふわりと胸で受けとめた龍宮は、刹那の華奢さと軽さに少し驚きながらにやりと笑った。 「私も世界を旅して色々な経験をしてきたが、白い翼を持った天使を抱くのは初めてだな―――」
…………………… ………
目が覚めた刹那は白いシーツをぼんやりと眺めながら、自分が何をしているのか思い出そうとする。 肌に擦れると心地良い感触を返してくる、さらさらしたシーツを手で撫ぜながら、ぼんやりとした思考を研ぎ澄ます。 「……うわっ、私、裸……!?」 思わず顔を赤くして、刹那は自分の胸を手で隠した。 刹那も登り始めた大人へのステップ、自分の産んだ子供を育てるための、ようやく成長し始めたばかりの乳房であるが、あまり大きくなれば修行の邪魔にもなる。そもそも子供を産むつもりなどないし、木乃香をひっそりと愛せるだけで幸せな刹那はどうでも良い。 寝惚けて不意を突かれ、思わず少女の顔を出してしまった刹那だが、すぐにプロの顔に変わる。 まずは自分の置かれた状況を把握しなければならない。 部屋はそれほど広くなく、家具はベッドの他には小さな棚が1つだけ。棚にはビンに入った褐色の液体、おそらくは洋酒。棚の上にはヌイグルミが沢山ある。ゾウ、パンダ、ワニ、ゴジラ、トラ、ヒトデ、ドードー、ヨウカンマン、ウーパールーパー、アライグマ、ホタテ、ジャイアンという精鋭部隊だった 窓は2つでどちらも円形、窓枠はクリーム色、カーテンは赤くてピンクのハート柄。 「……結局、ここはどこなんだ……?」 状況把握に失敗した刹那は、とりあえず外の様子を調べようと考え、そして異変に気付いた。 「か、身体が……」 起き上がろうとした時に筋肉が白旗を振って、刹那はベッドから出られなかった。手足を動かせることは動かせるが、立ち上がることまではできない。妙な痺れが身体中をじんわりと蝕んでいる。 「おや、気が付いたか刹那」 ドアを開けて入ってきたのは、白いローブを纏った仕事仲間のスナイパー、龍宮真名だった。 「龍宮……そうだ、あの時、私は……」 記憶を取り戻した刹那が真名を睨み付けるが、真名はそれを無視して近づく。起き上がれないままの刹那は胸を手で隠しながら、真名から逃げるように身体を捩った。 刹那が呼吸をするたびに、手で隠された胸からヘソの辺りまで微動する。目には明かに警戒の色が浮かんでいて、真名はそれを愉快に思った。 「どうした刹那、そんな恐い顔をすることもないだろう」 真名は妖しく光るその眼で、刹那をじっと観察する。はあ、はあ、と刹那の呼気が聞こえてきて、胸の動きが少しずつ大きくなっているのが分かった。 刹那の息が僅かに荒くなっている―――快感ではなく緊張で。 「うっ……、たつ、みやっ……!? 何を、する……」 真名の褐色の指が刹那のヘソを弄り、雪のように白い腹をそっと撫ぜた。 ヘソの辺りから左右に広げるように、感触を確かめるように、指を滑らせる。張りのある肌を愉しんでいるように。その行動に刹那の戸惑いの表情がゆっくりと、羞恥を浮かべた朱に染まっていく。 しかし快楽ではない―――まだ、それは羞恥でしかない。 「止めてくれ……こんな、こんなことをして、何のつもりだっ! うっ……ううんっ、ふう……ふう……」 腹から脇腹まですりすりと撫ぜるたびに、くすぐったいのだろうか、刹那は少しだけ震えていた。 真名の指は刹那の緩やかな雪原を這い上がり、目的地を刹那に教えるようにゆっくりと肉山の頂を目指した。 刹那の右手と左手を振り払う。刹那が身を捩って逃げようとする。 弄ばれる刹那がどういう反応をするかも愉しい。 「ギャラはお前の身体で払ってもらうよ。刹那」 真名は心臓の位置でも探るような動きで、刹那の乳房を乱暴に捏ねていく。 触り心地は良いが肉質が少ない刹那の乳房は、クラス上位の真名とは勝負にもならない子供のおっぱいである。感度はどうなのか。 「うふうっ……! ……っ」 それでもピンク色の突起をこりこりと玩具にしてやれば、刹那は僅かながら女の反応を見せた。そして、見せた刹那の、まるで屈辱を受けたような表情を見て、真名は刹那の乳房を弄る手に力を込める。 「可愛らしい声も出せるじゃないか刹那、しかも感度が良い。自慰をする時によく弄っているのか?」 深く考えずに刹那をからかう真名だったが、刹那は大声を張った。 「自慰など……そ、そんな汚らわしいことなど……私はしていないっ!」 刹那は自慰という単語が恥ずかしいのか、顔は火が付いたように赤くなっている。 真名が胸を弄るのを止めると、刹那はさっと赤みを帯びた乳房を手で隠して、そのままぐるりとシーツに包まってしまう。緊張からか興奮からか、シーツから覗く刹那の肩は少し震えていた。ぷるぷると震える姿は妙に弱く見える。 「お前の大切なお嬢様をネタにしているとばかり思っていたが?」 「お嬢様でそんなことができるか! そんな、お嬢様を冒涜することを!」 刹那が本気だと悟った真名は、その潔癖さに少し呆れる。 刹那のいる神鳴流は教育に厳しい機関であるし、天上の存在である木乃香を自慰に使うなど赦せないのかもしれないが、汚らわしいは言い過ぎだろう。 真名は、まさかとは思いつつ、ふと思い付いたことを尋ねてみる。 「陰部を触って、快感を得たこともないのか?」 「洗う時などに邪念を抱くことはある。しかしそれは所詮心の迷い、集中して瞑想し消し去れば良い!」 澄みきり尖った水晶を思わせる刹那の言葉に、真名の胸中でざわざわと黒い何かが蠢いた。 刹那は確固たる意志と、誇りと、それを語れる実力を併せ持つ強い少女だ―――仕事仲間の真名は当然それを知っている。刹那の振るう剣は鋭く容赦ない、彼女の生き様そのものだろう。 先程、身体を少し触ってみただけでも、ここまでのレベルに達するのに、どれだけ過酷な修行を重ねてきたか分かる。 そんな刹那が女の性に関しては、自慰を汚らわしいという。そんなレベルの認識しかないのだろか? 戦場で背中を預けていた女剣士が実は、その歳で自慰の経験すらない無垢な少女だった。 経験がそれなりの真名は刹那が小学生にさえ思えて、とても脆く感じられた。 「戦場にも天使はいるが、綺麗なままではいられない。乱暴はしないつもりだったが、気が変わったよ」 真名は妖しく光る眼に強情な刹那を映しながら、目で見て分かるほどに口を歪めて嗤った。 「……私を汚すつもりか」 無表情ながら殺気を漲らせ問いかける刹那だったが、真名は眼で笑いながら棚を開いて洋酒を取り出す。そして、ぐいっと褐色の液体をあおる。真名の喉がごくりごくりと、得体の知れない酒を嚥下した。 「報酬の件もあるし、恨みはしない。しかし、私の心も体も、龍宮、お前の思い通りにはならない」 刹那の冷酷とも感じられる言葉を聞いた真名は、ぷっ、と吹き出して、洋酒を片手に刹那を見下ろす。 「残念ながら無駄だよ刹那。お前がいくら凄もうが、私は子供など全く怖くないんだ」 それだけ言って再び洋酒をあおった。 猛烈なアルコールの匂いが刹那の鼻まで届く。 「何だと! それはどういういっ……うむう、うう、うっ―――っ!?」 いきなり抱き寄せられた刹那の唇が、そのまま真名に無理矢理奪われる。 痺れた身体で抵抗もできない刹那を、脳の芯が麻痺するような異臭が襲った。苦くて甘いアルコールの香りである。刹那の意識がくらりと揺れる。 真名の口内で生温かくなった洋酒が刹那の口に流し込まれ、果物の香りがついた注射の味が広がった。 「ぐうう、ふっ……ふううう……ごほっ! げほっ! えほ!」 「美味かっただろう? 高級品だぞ」 ごくりと刹那の喉が動いたのを確認し、真名は薄っすらと笑みを浮かべて刹那の唇を解放した。 刹那が顔を赤らめながらふらりと大きく揺れるが、真名はさらに瓶の口を刹那の唇に捩じ込んで洋酒を飲ませる。 「うぐう……ぐう……うううっ……」 「心も体も思い通りにならない? 刹那よ、子供を崩す手などいくらでもあるんだ」 ちゅぽん、とビンを抜いた真名は、その洋酒を逆さにして刹那の頭からばしゃばしゃとかけた。 褐色の雨を浴びた刹那は顔をみるみる赤くしながら、何とか口に残った洋酒を吐き出す。身体から甘ったるいアルコール臭を発しながらベッドに倒れる刹那の口に、ハンカチを巻いた指を捩じ込まれる。 「げええっ!」 飲まされた洋酒をもどした刹那のベッドに、真名がそっとよじ登ってくる。 「少しはミルク臭さも消えたか? まったく、高価な香水だ」 「あ……ああ……」 洋酒塗れの刹那の顔に、じんわりと恐怖の色が浮かんでくる。 「刹那よ。お前も今まで以上に強くなれるぞ―――じっくり、強くしてやるからな―――」 真名はしゅるりと服を脱いだ。 現れた肉付きの良い裸体は申し分がないほど綺麗な曲線を描いていて、歩く姿は黒い獣を連想させられる。野性というか冷酷というか、どこか人間離れした美しさが存在していた。 「い、いやだ……!」 痺れて動かない身体で、それでも力を絞って逃げようとする刹那を、真名が嗤いながら組み伏せていく。 真名を押し退けようとする刹那の腕が逆に押さえつけられ、洋酒でべト付いた刹那の肌と真名の褐色の肌が重なった。洋酒が染みたシーツと真名に挟まれた刹那に、真名の温かさが直に伝わってきた。 真名の体臭と洋酒が混じり合う妖香が、刹那の鼻孔から頭の中に流れ込んで理性を蝕んだ。身体同士が触れ合う感触と圧迫感に、刹那の胸がどきりと高鳴って得体の知れない感情が湧き上がる。 「刹那、お前は身を委ねていればそれで良い―――」 そう呟いて真名は自分の唇を、可憐な花弁のような刹那の唇にそっと近づけていく。 「や、止めろ……せ、せめて、心の準備を……」 「お前は戦場で、敵にそのようなことを言うのか?」 真名の唇から逃げるように刹那は顔をそむけるが、真名はそのまま刹那の耳元を吹いた。 「うふあっ!? あ、ああっ……!?」 ぞくり、と寒気を感じて声を上げる刹那。 真名はそのまま刹那の首に舌を這わせ、耳をかぷりと甘噛みする。 洋酒でねっとりと張り付く2色の肌が動き、真名の乳房と刹那の乳房が擦れ合った。すでに勃った真名の乳首と、わずかに固くなった刹那の突起がぶつかって、お互いを何度も押し退ける。 「はあっ……あっ、はあ……たつみ、やぁ……こんなの、やっちゃいけない……おんなのこどうしで……」 刹那の胸に仄かな電流が走り、刹那はその刺激にびくりと身体を強張らせる。電流が走るたびにむず痒い感覚が胸の奥に溜まってきて、理性だけでは抗い難い欲求に変質していく。 刹那の身体は責められて混乱しており、刹那自身も混乱していた。どんどん酷くなる身体の疼きと、理性を根こそぎ流されそうな欲求にどう応えて良いか分からず甘い声を漏らしている。 「ふう! う……あっ、はああ……!」 我慢しようとすれば身体は正直に反応し、自慰の経験すらない刹那はただ悶えるだけだった。 ただでさえ弱くなった力がさらに入らなくなって、真名に責められている現実感が希薄になってくる。 責められるどころか自分で弄った経験もない、あまりに潔癖過ぎた心と身体に刷り込まれる官能。 「どうした? まだ序の口だぞ」 「はあ……はあ……はっ……だめ……こんなの……あっ! だめ……だ……」 涼しい顔で嗤う真名と、頬を赤くして洋酒塗れの顔を歪める刹那は対称的だ。身体を起こした真名はゆっくりと刹那を起こして懐に引き寄せる。刹那の背中に真名の大きな乳房が触れた。 刹那の顔を愛でていた真名の舌が、ゆっくりと刹那の唇をこじ開けていく。 「ふう……うっ、うう……ふうう……ううん……うっ……うむう……」 真名の舌が刹那の口内で動き回った。刹那は真名の唾液を呑みながら、真名の誘いに応じて自然と舌を動かし始める。 刹那の理性に霞みがかかり、ただ行為に没頭するようになっていく。未知の世界へ飛び出した刹那を絡め取るように真名は刹那の口を犯し、刹那はキスという行為に酔いつつあった。 舌を絡ませているうちに刹那の意識は痺れて白く霞む。 アルコールの効果もあって現実感さえ乏しく、生温かい肉の世界に振り回される。ぬるぬるとした舌の遊戯も巧みな真名に会わせるように、刹那も少しずつ積極的に変えられていく。 「……ん、んむ……ううん……んっ……んん……んん……」 甘い唾液は色色な洋酒の残滓が混じるカクテルで、心も身体も狂わす毒薬となって刹那を蝕む。真名の唾液を嚥下させられると体の内側が熱くなり、異様な高揚感が沸き上がるのを抑えられない。 「……うう……ぐう……うう……うあっ!」 真名の指が刹那の乳房をゆっくりと触り始め、いきり勃つ頂上をぎりりと摘み上げた。油断していると乳首をこりこりと弄り殺され、小さな乳房を乱暴に捏ね回されて両掌で握り潰される。 「うっ……ううんっ!」 ぴくりと震える刹那の反応を確かめて、真名は指を動かしていく。 激しい手つきに翻弄されるや、今度は優しく胸を撫ぜられて、乳首を指先で玩具にされる。 もどかしく激しい、北風と太陽のように硬軟入り乱れる真名の責め。 「……ふうう……ふうう……」 そして慰めるように息を吹きかけられて、耳を甘く噛まれて唇を犯される。真名は前回とは違う洋酒を口に含んでいて、焼けるような味が喉の奥に流し込まれてきた。酒の嗜みなどない刹那だが、真名の口杯の酒は酷く美味しく思えて、抵抗しないでごくりと呑み込んだ。 「ん……ううん……うっ、んん……ぷはっ……」 わずかな理性を殺されながら、刹那は真名と再び舌を絡める。 キスはもう慣れたのだろう。刹那は前よりも積極的に舌を動かして、意外な学習能力を見せる。 真名は満足げに嗤った。 「ふふっ」 糸を引いた真名は束ねられた刹那の髪を解く。ばさりと落ちた黒い髪は肩よりも長く、真名は新鮮な姿の刹那に少しだけ感動を覚える。 真名は洋酒を口に含むと、刹那はそっと唇を近づけてきた。汗と洋酒でべたべたの顔を前に出して、赤く腫れた胸を自ら弄りながら、餌をねだる子犬のように求めてくる。 とろりとした目には未知の恐怖と期待だけが存在していた。真名が口移しで飲ませてやると、刹那はあごに大量に伝わせながら、こくり、こくりと呑んでいく。 さらに刹那を胸元に引き寄せてやると、しかし少しだけ動揺する。 既に理性とモラルの障壁は尽く破られ、行為への拒絶は消滅している。汚らわしいどころか、同性での行為ですら当たり前のように―――いや、考えられずに受けいれるしかなくなっている。 あとは恐怖だけ。 「怖がらなくていい。お前の好きなお嬢様もしていることだ」 「このちゃんも、してること……なん……あっ!」 真名の指が刹那の股間を探ると、快楽の雫でぬるぬると濡れていた。 「男根なら鷲掴みにできるのに、自分は自慰の経験すらないとは笑えるなあ」 「……ううっ……あっ……それは……あっ、ああっ」 顔をさらに赤くする刹那に、指に付いた愛液を見せつける。 刹那の唇にそれを塗り付けて見透かすようににやりと笑った。 「あ、はああ……ああ、あっ……た、たつ、みやっ、ぁ、ああ……はあ、はあ、ああ……そこ、やめて……やめ、て……やめ、ああああっ!」 クリトリスを剥かれて指で愛液を塗られて擦られ、刹那は余りの刺激に声を張り上げる。 ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、と指が動くたびに電流が駆け抜けて視界が白く染まり、意識が飛びそうな快感が押し寄せてくる。 「はあっ、あっ……あっ、はあっ……おかしなる、おかし、なってまうよ、ぉ……あ、はあ……やあ、あああ……ふああ――」 目に涙を溜めながら悶える刹那に舌を這わせながら、抵抗を捻じ伏せて真名は責めを休めない。豆をぐりぐりと押し潰されて、刹那はかん高い悲鳴を上げる。 「はあああ………っ!」 初めての絶頂に意識が吹き飛ばされ、刹那はぐったりと脱力してしまい、薄目を開けて弱々しく酸素を貪る。そしてじんわり広がる黄色い染み。 「失神して失禁したのか? やれやれ……」 真名は微笑みながらゆっくりと刹那を抱きかかえ、バスルームに向かいながらふと呟く。 「失禁の後始末と口止め料は別料金だな。目覚めたらすぐに請求するとしよう……」
龍宮真名―――ご利用は計画的に。
END
|