薬座!
少女戦士が痛めつけられ、陵辱、捕食、グロ拷問されるリョナ小説。
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『救世主ミリルのお仕事』 2-2「花の騎士の誕生」

 「ぐあああっ! この光はっ!」
 眩しさに怪物が怯む中で、さなえの肉体は光に包まれた。
 結った髪が解けて天高く舞い上がって澄んだ藍色に塗り替えられ、服が消失して一糸纏わぬ姿になる。そしてピンク色の突起のみの乳房や茂みのない陰部を色鮮やかな花弁が覆い尽くし、そして一際激しい光に包まれた。
「わぁ、これが花の騎士エルドル!」
 校舎の窓に映った自分の姿に驚くさなえ。

 普通の服を着ていたはず自分が、妖精と同じ清廉な純白のマントを羽織り、同色のノースリーブとミニスカートの纏っていた。髪の毛は流れるようなストレートの藍色に変わり、頭には絵本の姫君のような花冠が光る。肩から胸にかけてはキラキラと虹色に光る大きな鎧を装着していたが不思議と重くはなく、腕には大きなガントレッを嵌めているが羽のように軽く、ミニスカートから伸びた足にはお気に入りの靴ではなく黄色いロングブーツ。胸部だけを見ると武骨に見えるが、全体を見ると動きやすくバランスもよい軽装の鎧。無防備と思われる手足や装甲の部分も、キラキラと粒子状に輝くバリアで守られていた。
 体格が子供のままなので格好良いというより可愛らしい姿だが、十分に凛々しい。手足がもう少し長くて身長があれば、さなえは女戦士そのものである。
「すごい、最初の変身でここまでの力を発揮できるなんて! エルドル、聖なる剣であのクラドスボリームを浄化して!」
 変身を遂げた幼い戦士に、花の妖精の声が飛ぶ。
「うんっ!」
 エルドル剣が欲しいと望むと、手の中に輝く剣が現れた。羽のように軽い剣を手に、幼い花の騎士は魔物に向けて跳躍する。軽くジャンプしただけでも数メートルも飛ぶことができて能力の高さに驚かされながら、光に怯む暗黒の巨体を迷いなく両断した。
「ぎゃああああああっ! おのれ……ぇ……」
 白いマントをふわりと舞わせながら着地した騎士エルドルの背後で、巨大な魔物はみるみる土に変わっていく。土からは既に新しい命の芽が息吹いて葉をゆっくりと開いる最中だ。
 魔物は新しい命の息吹となったのである。
「浄化したクラドスボリームは新しい命に生まれ変わるんです」
「すごい、これがエルドルの力……」
 それは生命の構造を根本から創り直す、世界の根幹さえも揺るがすような凄まじい能力だが、さなえにはその意味も重さも理解することはできずに勝利の余韻に浸るのみだ。
「さなえさん、ありがとう! これでみんなを助けることができます!」
 平坦な胸の鎧に抱きついて泣き出す妖精に、エルドルは照れ臭そうにぽりぽりと頬をかいて笑った。何も分からず夢中で戦っただけで、感謝されると少しもどかしい気分だった。もっとも、ここでお礼を言われなければ流石に怒っていたかもしれない。
 しかし、まだ戦いは終わっていないことをエルドルは直感させられる。異様な存在感が四方八方に次々と現れ始めたのだ。
「えっ、なにっ!」
 どこからともなく生暖かい風が吹き込んできた。周りの空気はみるみる黒く濁りながら霧のように一帯を覆い尽し、渦巻く黒雲が青空に広がり光を隠す。先ほど倒した魔物と同質の気配が空を呑み込んで土壌に広がり、巨大な闇がその奥からくつくつと湧き出てきた。
「何が起きているの? さっきの敵はまだ倒せてなかったの?」
「あ…ああ…そんな……」
「どうしたの、ねえ」
 エルドルは妖精に問いかけるが、妖精はカタカタ震えながら周囲の様子を見て蒼ざめるだけだ。その表情から予期せぬ深刻な事態だということは理解できた。
「クラドスボリームの大群です。しかし、まさか、この規模は……」
 妖精の言葉を肯定するように空気が揺らいだ。
「ふっふっふ。花の騎士が復活したと聞いた以上、我々は全力で貴様らを滅ぼすのみだ」
 首領と思しき者の声が暗黒の中から響いてくる。妖精は恐怖を顔に浮かべながら、その声を呼びかけた。
「覚醒したばかりの花の騎士に、まさかこれだけのクラドスボリームを連れて来たというの……?」
「無論だ。我々は敵を過小評価せぬ。戦力を小出しにもせぬ。例え花の騎士がそこの年端もいかぬ小娘であろうとな! クラドスボリームの全戦力を持って討ち滅ぼしてくれるわ!」
 暗黒の中から大小様々な獅子たちが現れて、校舎や運動場、挙句の果てには上空までを跋扈し、さなえたちを睨みつけている。数は数百を下らないだろう。突如現れた怪物の大群にエルドルも戸惑いを隠せない。
「え……ちょっと、数、多すぎると思うんだけど……」
「ここは逃げるしかありません。花の騎士として覚醒したばかりのさなえさんに、これだけの敵を相手にするのは無理です!」
「でも、戦わないと、逃げれないと思うよ……この数じゃ」
 エルドルの顔がきゅっと引き締まる。変身して強化された精神力と、戦わなければ殺される本能的な恐怖が少女を戦士に変えていた。幼いながらも自分の置かれた状況を理解し、細い腕が剣を素早く構え直す。
「さなえさん……いや、エルドル!」
「私から離れないで! 妖精さん! あ、あなたたち、私たちに近寄ったら、ただじゃ済まないから!」
 小さな身体に精霊を匿いながら、エルドルは聖剣を手に魔物たちを牽制して動く。彼女の内では心臓がバクバクと脈打ち、小さな肉体は緊張と戦場の圧迫感だけで押し潰されそうだった。つい先程まで普通の小学生だったのである。どれほど凄んで敵で剣で牽制しても、顔に浮かぶ不安を隠すことはできない。精神を強化されていても、ふと気を緩めれば動けなくなりそうだ。
 恐怖と不安に曇るエルドルの美顔を見て、獅子たちは愉快げに笑い始めた。幼い花の騎士はすでに気圧されて怯んでいる。しかも、子供であるがその顔は十分に可愛らしい。花の精霊を守っている幼く可憐な華を、戦闘の後に思い切り嬲ろうと考えているのだ。男ならば壊すだけだが、女となれば色々と愉しみ方も多い。たとえ肉体的に未熟だろうが、性的な経験が無かろうが、彼女を既に戦利品と考えている彼らにそんなことは関係ない。
「ふふふ、よく見たらその小娘、子供だが中々の上玉ではないか」
「これは愉しめそうだな。色々とな。どのような顔で泣くものか」
「花の精霊に味方した者がどうなるか、見せしめておくもの一興」
「何……何を言ってるのよ!」
 獅子たちの言葉の意味が分からず、声を張り上げて自分を励ましながら剣を向けるエルドル。ただ、花の精霊だけは愕然としながらその言葉を聞いていた。自分たちをずっと世話してくれた少女が、このままでは慰みものにされてしまう。とんでもないことに巻き込んでしまったと、後悔の念だけが浮かんでいた。
「さっそく料理してやろうぞ!」
 鬨の声をあげて殺到してくる獅子たちを、剣を構えて迎え撃つ花の騎士。
「たああああああっ!」
 エルドルが聖剣を振るうと、数匹の獅子が土に変わる。しかし、その土を払い除けて獅子たちは殺到してきた。エルドルは体制を立て直し、すかさず二撃目を放つが、同時に別方向からも敵は迫っていた。
「エルドル、右よ!」
 はっと振り向いたエルドルの前に、黒い獅子の巨体が広がる。数倍はある質量に体当たりされ、バリアが火花を散らして反発した。
「きゃあああああああああっ!」
 衝撃を全て相殺することはできず、エルドルの幼い肢体は獅子に囲まれ、枯葉のように舞い上がった。虹色の鎧はぎしりと軋んで、膨らみのない胸をさらに圧迫する。肋骨、腸、心臓、胃、肺腑を同時に潰されたような衝撃が小さな肉体を刺し貫き、エルドルの口の中に胃液と血の味が広がる。
「どうした、もう終いか?」
「まだまだこれからだぞ」
 しかし、幼い騎士に容赦なく無数の獅子の追撃が襲う。
 その敵はあまりに多く、そして巨大だった。
「ぐふっ!」
 自分の腰ほどもある太い足が腹部に叩き込まれ、エルドルは身体をくの字に曲げて地上に叩き落された。バリアはダメージは完全に相殺できない。小さな手から力が抜けて剣が滑り落ち、くるくるときりもみ状に回転しながら墜落する。白いマントが身体に絡まり、藍色の髪が風圧で乱れ舞う。小さな唇が半開きになり、喉まで達した胃液と血が音を立てて噴き出した。
「ぎゃっ!」
 地面に頭から叩きつけられ、エルドルは身体をマントで包んだまま倒れた。唇からはどろどろと赤い汁が伝い落ち、顔に被さった髪の隙間から大粒の涙が溢れている



『救世主ミリルのお仕事』 第2章 −花の騎士の誕生−
2-1「少女の願い」
2-2「花の騎士の誕生」(現在ページ)
2-3「クラドスボリーム」
2-4「白濁の敗北」
2-5「芽吹く野望」
2-6「殺戮の種」
2-7「滅びの花」

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*― ―) 暇人のSS書き。華麗に武装した少女戦士や魔法少女の敗北萌え、陵辱萌え、拷問萌え。好きなシチュは汚されてドロドロ、小さいものウジャウジャ、囲まれてボコボコ、動けない、脱出できない、終わらない。
 好きな作品は最近は学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド。お気に入りは、うみねこシリーズ、舞Himeシリーズ、ネギま!、セーラームーン、封神演義等。

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