薬座!
少女戦士が痛めつけられ、陵辱、捕食、グロ拷問されるリョナ小説。
09 | 2008/10 | 11
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「星食」(改)
 

 暗黒の彗星が地球に接近してきたのは、数ヶ月前である。
 いかなる観測手段を用いても正体が掴めない謎の彗星。そこから強大な暗黒のエナジーを感じられたのは、地球を守るために変身したセーラー戦士だけだ。
 純白のレオタードで魅力的な肉体を包み込み、ミニスカートが穏やかに揺れる戦闘ドレス。胸部に咲いたリボンを宝石で纏め、黄金のティアラを装着した姿には、美しさと凛々しさが共存していた。
 そしてセーラーチームの中には、二次性徴さえ経験してない幼い少女が二人いる。
「美少女戦士セーラーちびムーン! 未来の月に代わってお仕置きよ!」
「破滅と誕生の戦士セーラーサターン!」
 変身して少しだけ身長が伸びているが、胸に咲いたリボンは周囲より大きく見え、ブーツや手袋は逆に短く感じられる。胸部を覆うアーマーも起伏が乏しく、女性のとしての曲線は無いに等しかった。
 凛々しさと可愛らしさがマッチした、お子様サイズの戦闘コスチューム。しかし、幼くとも、彼女たちは立派なセーラー戦士なのだ。ちびムーンとサターンは微笑みあって手を握り締める。
「きっと厳しい戦いになると思うけど、絶対にみんなで帰ってこようね」
 これまで何回も地球を救ってきたが、今回はこれまで以上に厳しい戦いになる。しかし、苦しくても決して諦めず、力を合わせて戦えば、やがて希望が開けるはず。愛と正義と友情を信じて、これまで数々の危機を乗り越えてきたのがセーラーチームなのだ。
「セーラーテレポート!」
 澄んだ声と共に、セーラー戦士たちは光になって消えていく。向かう先は暗黒の星。そこに想像を絶する地獄が待っていようと、自分の力を信じて戦うのである。


 月と地球を数往復できる距離を飛び越えて、セーラー戦士たちは暗黒の彗星に光臨した。しかし、そこで待ち受けていたのは敵ではなく、地球と異なる環境の洗礼。天空は厚い雲に覆われて夜のように暗く、粘りつく雨が降り、暗黒色の大地に岩がぽつぽつと顔を出していた。
 手を握って輪を作っていたセーラーチームは、そのまま暗黒色の大地に足を呑み込まれた。悲鳴と上げて何人かは転倒し、残った者も腰や胸まで大地に埋まって、容赦ない粘液の雨を浴びていく。
「こっ、これはっ! みんな、目や口に気をつけて! 毒性反応よっ!」
 暗黒色の大地は泥のような粘性の物質だった。腰まで漬かりながらマーキュリーが環境分析を行うが、黒い粘液の雨がバイザーをショートさせ、彼女の顔やコスチュームを真っ黒に汚していく。
「痛いっ! 目が痛い! 何も見えない! 見えない!」
 泥沼に胸元まで沈んだサターンは、顔中に張り付いた泥質を必死に拭っていた。しかし、黒い雨と泥沼の波は、小さな肢体を翻弄して泥色に塗り潰していく。
「みんな、大丈夫っ!? 全員、無事なのっ!?」
「足元の様子が分からない! みんな、気をつけて岩に上がるんだ!」
 セーラームーンが泥を被りながらも叫び、ウラヌスの檄がセーラー戦士たちを引き締める。しかし、泥の波は次々と押し寄せて彼女たちの頭に降りかかり、普通に動くこともままならない。
「みんなっ、いったん撤退しましょう! この泥沼は……うぶぶっ! げほっごほっ!」
 マーキュリーの口に泥が侵入して、言葉の最後が遮断された。
 コンピュータが壊れる前に出た分、最後の析結果を伝えるべきか否か。泥を嘔吐しながら、天才の頭脳は判断に苦しんだが、セーラーチーム全員に現状を、可能な限り正確に伝えた。
 大地に厚く堆積した泥状の沼と、天空より降り注ぐタール状の雨は、人間の汚物の数千倍の細菌の塊であり、皮膚に有害な成分、寄生虫やウイルスの数も許容値を大きく超えている。セーラー戦士に変身していても、活動できるような環境ではない。
 糞便汚物の地獄に、彼女たちは無防備に飛び込んでしまったのだ。
「はあ、はあ、はあ……何て場所なの……これじゃあ戦うことなんて……」
 顔に付着した汚泥を拭い、飲み込んだ汚物を嘔吐したネプチューンが、小さな岩にしがみつきながら呟いた。肩まで泥沼に埋まりながらも気品だけは捨てまいとするが、精神的ダメージは大きい。
「ああ、いったん退いて作戦を立て直すしかないな。くそっ、最悪の気分だ!」
 胸まで泥沼に埋まりながら岩に掴まり、ウラヌスは顔を歪めて吐き捨てた。コスチュームから垂れ落ちている汚泥を忌々しげに睨む。疲労を隠すこともできないほど精神的に消耗していた。
「マーズ! プルート! こっちだよ! 私の手につかまれ! 早く!」
 最初に岩に這い上がることができたジュピターが、コスチュームや顔を拭うのも忘れて、仲間を汚辱から引き上げようとする。近くにいたマーズとプルートは泥沼に胸まで埋まり、渦に巻かれて動けないまま、汚泥を前後左右から浴び続けていた。
「だっ、駄目だわっ! 流れに捕まって動けないっ! でも、私たちはいいからっ!」
「私たちは大丈夫です! それより、スモールレディたちを岩の上にっ!」
 長い髪が張り付いた顔を歪め、彼女たちは同時に叫んだ。巫女の肉体に人糞に等しい汚泥を浴びせられ、時空の戦士も授肉したばかりの処女の体を、容赦ない汚辱に晒されている。それでも、足元に突き立てたガーネット・ロッドに掴まり、二人の戦士は汚泥の大波に必死に耐えている。
「セーラーちびムーンが! 大変、どうしよう!? ヴィーナス! ちびムーンが!」
「落ち着いてセーラームーン! まずは岩に登らないと、何もできないわ!」
 ヴィーナス・ラブ・ミー・チェーンを岩に巻きつけたヴィーナスが、セーラームーンを汚泥からずるずると引き上げていく。しかし、彼女の意識は遥か遠くで溺れているちびムーンに集中していた。


「うぶぶ、ううっ、ごぼごぼっ、ごぼぼ、ぷはっ、げほっえほっ、ごぼっ」
 ちびムーンは泥沼の深みに嵌まり込んでいた。時より水面から顔を出して必死に呼吸するが、またすぐに底に沈んでしまう。手足をバタつかせるも、汚泥が粘りついて浮き上がることができない。それどころか、汚泥の流れに逆らうこともできず、どんどん仲間から遠ざかっていた。
 幼いながらにセーラー戦士とはいえ、戦闘ではプルートやサターンに守られてばかり。一番攻撃力が小さく、戦士としての経験も乏しい。それでも一人前と思い込み、それが自惚れであると本当の危機に突き付けられる。汚泥の底に足も付けない自分が、心の底から惨めで情けなかった。
 ごぼごぼと音を立てて、彼女の小さな口から大きな泡が逃げ出していく。汚泥が一気に喉に流れ込んで鼻腔も塞ぎ、眼窩にも侵入してきた。力が抜けた手が垂れ、泥を必死に蹴ったブーツが沈黙し、ミニスカートに包まれたヒップが汚泥の底にゆっくりと落ちる。
 そのとき、黒い影がスカーフを掴み、手を背中に回して、一気に彼女を引き上げた。
「スーパーセーラーちびムーン、しっかりして!」
 サターンはちびムーンを急いで岩に引き上げ、意識を呼び覚まそうと必死で呼びかけた。親友の悲惨な姿に蒼白になりながら、手を硬く握り締め、力の抜けきった体を揺さぶる。
 彼女の幼い肢体は、長時間にわたって汚泥と粘液に嬲られていた。濁流に呑み込まれ、硬い岩に何度も激突したのだろう。肌はあちらこちらを切り裂かれ、アーマーが割れて右の乳房が露出していた。
「お願い! 目を開けて! お願いだから!」
 ちびムーンの口や鼻が塞がれているのを見るや、サターンは躊躇せずに唇を重ね、汚物を丁寧に吸い上げた。汚泥は人糞よりも汚いらしいが、親友を救うためなら喜んで実行できる。
 親友の喉を塞いだ汚泥を全て吸うと、次は鼻にキスをして汚泥を吸い上げた。
 しばらくすると、ちびムーンはびくりと跳ねるように呼吸を再開する。
「……ご……ごめん、ね……足、で、まといで……」
 意識を取り戻したちびムーンは、顔を背けながら涙声で呟く。サターンは何も言わずに彼女を岩に引き上げた。彼女の小さなプライドは、酷く傷ついていた。
「安全なルートで、みんなのところに戻ろうよ。きっと心配してるから」
「……きっと、みんなにバカにされてる」
「そんなこと、ないと思うよ」
 背中を小さくして痛みに震える親友を気遣いながら、サターンは周囲の様子を探る。セーラーチームからは離れてしまい、自分たちどこにいるか分からない。手には必殺のサイレンス・グレイブが光る。
 そのとき、無数の気配を察知して、ちびムーンとサターンが同時に大きな声を上げた。
 異形の怪物たちが何百、何千、いや何万という数で、彼女たちを包囲していた。ある怪物は泥沼を沈まずに歩き、ある怪物は岩を伝い、ある怪物は空を飛び、大半の者は泥沼を平気で歩いていた。
 複数の動物を捏ねたような獣人、触手を生やした黒い肉塊、岩石でできた巨人、二足歩行で歩く全身針だらけの生物、魚顔の獣人――まるで悪夢の世界の住民が、彼女たちに襲い掛かってくる!


「美少女戦士セーラーちびムーン! 未来の月に代わってお仕置きよ!」


「沈黙の星、土星を守護に持つ、破滅と誕生の戦士セーラーサターン!」


 汚泥と粘液に塗れながら、凛々しくポーズをとり、名乗りを上げる幼き戦士たち。
 しかし何万という怪物たちは怯むこと無く牙と爪を光らせ、彼女たちを蹂躙せんと押し寄せる。サターンとちびムーンは、お互いに背中を合わせ、殺到してくる怪物たちに必殺技を放った。
「ムーン・プリンセス・ハレーション!」
「デス・リボーン・レボリューション!」
 サイレンス・グレイブから繰り出された衝撃波と、ムーンスティックから銀水晶の力を搾るように発射されたビームが、彼女たちの周囲を薙ぎ払うように炸裂した。命あるもの全てを滅ぼす破滅の力と、邪悪な存在を浄化する聖なる光が交互に、汚泥と怪物で溢れた世界を切り裂いていく。
「ピンク・シュガー・ハート・アタック!」
「サイレンス・グレイブ・サプライズ!」
 怪物たちをハート形の連弾が撃ち落し、核爆発の如き衝撃で怪物たちを薙ぎ払う。しかし、怪物たちは数千数億の数になり、標的を全て捉えることはとてもできない。ちびムーンとサターンは自分たちのエナジーを全開にして、力の続く限り必殺技を連射する。
 しかし、状況はみるみる悪化した。粘液の雨が嵐になり、強風が汚泥を巻き上げる。華奢な彼女たちは、まさに竜巻に襲われる二輪の花だった。哀れなほど煽られ、翻弄されていく。
 汚泥の嵐で何も見えないが、怪物たちは確実に近づいている。必殺技より、圧倒的な怪物の数が勝っているのだ。このままでは、二人ともやられてしまうだろう。
 そして抵抗を嘲笑うかのように、汚辱の嵐は彼女たちの肢体を弄んだ。
 粘りつく汚泥が、タール状の雨が、顔や髪の毛を舐め上げる。小ぶりな乳房や性器を濡らし、鼻腔や口に流れ込んだ。そして体力と体温を奪いながら、舌に染みて体内にまで広がっていくのだ。
 変身しているとはいえ、実年齢は小学校低学年でしかない心と体に、ショック死しかねない汚辱のフルコースを浴びての戦闘である。いくら耐え続けても、気力も体力も、必ず限界は訪れる
 彼女たちは今すぐにでも、辛くて、苦しくて、汚らわしい戦いから逃げ出したかった。今すぐ花の香りのするボディソープを泡立て、熱いシャワーを頭から浴びて、肉体を隅々まで洗い清めたかった。
 彼女たちを過酷な戦場で支えているのは、セーラー戦士であるという誇り。
 地球を、愛する者を救いたいという使命感、優しさ、そして愛。
「ムーン・クライシス・パワー!」
「サターン・クリスタル・パワー!」
 汚辱地獄の中、幼い戦士たちは弱気を振り払うように、星のパワーを爆発させた。
 しかし、怪物たちは攻撃を嘲るように押し寄せてくる。
 獲物がいると聞きつけ、湧き出すように数を増し、包囲を確実に狭めてくる。
 空から、そして陸から、獲物まであと数十メートル、十数メートル、数メートル……。
 ついに怪物たちは、ちびムーンたちを攻撃できる距離まで近づいてきた。接近戦に持ち込まれることは、同時に大技が使えなくなる。サターンの顔に強い焦燥が浮かんだ。
 ここまで追い詰められたのは完全な誤算。セーラー戦士でも最強の自分なら、怪物を殲滅できると心のどこかで踏んでいた。しかし、もはや敵は数兆を超える勢いで、彼女の攻撃でさえ倒しきれない。
 攻勢から守勢への転換を決断するしかない。サターンはサイレンス・グレイブを天高く掲げ、ちびムーンが背中に寄り添う。恐怖と疲弊で震える仲間を背中に感じつつ、凛とした声を張り上げた。
「サイレンス・ウォール!」
 怪物の群れから火炎や毒針が発射され、岩が雨のように投げつけられる。しかし、サイレンス・グレイブから発生したバリアが彼女たちを包み、あらゆる攻撃を直撃寸前で弾き返した。
 岩が激突する音、毒針が潰れる悲鳴、また、視界に広がる炎の渦が、否応無しに彼女たちの精神を追い詰めていく。炎の熱風に汚物が煮えて、毒の煙が一面に満ち満ちた。
「苦しい! 息ができない! 助けて! 助けて!」
「ちびムーン! 辛いけど頑張って! セーラームーンたちが、きっと救援にきてくれる!」
 相手が攻撃できないと判断した怪物たちは、一気に幼い戦士たちへ距離を縮める。たまに発射されるハートのビームを軽く払い、火炎や毒針を絶えず浴びせ、バリアにぶつかるように飛び掛った。
「サイレンス・ウォールは、お前たちなんかに破れはしない!」
 サターンと怪物を隔てているバリアを、岩石巨人の巨大なこぶしが殴りつけ、獣人の牙の爪が引き裂こうと上下する。毒煙や火炎など気にもせず、まるで獲物の檻を破壊せんばかりに暴れ狂う。触手の肉塊や、針鼠のような異形も、ちびムーンに飛びかかろうとバリアに体当たりを繰り返した。
 そして、バリアを発生させるのがサターンと見るや、火炎を集中して浴びせた。狙いは彼女のサイレンス・グレイブ。熱がバリアを伝わる以上、集中攻撃すれば効果があると踏んだのだ。
「うああっ!ああっ! 熱い! 熱い! 止めて! 熱い! いやあああああ!」
 サターンは火炎の熱風に嬲られ、両腕が赤黒く爛れてきた。武器を握る指は焦げ固まり、手袋は腕に焼き付き、勇気に溢れる顔も火傷で腫れていく。
「ピンク・シュガー・ハー……きゃあああああっ!」
 ちびムーンを狙い発射された毒針が、弱体化したバリアを貫通する。
 凶悪な針がドスリと彼女の太ももに突き刺さり、麻痺毒を体内に流し込んだ。激痛が脳天を瞬時に駆け上がり、無残に崩れ落ちていく未来のプリンセス。そこに致命的な隙が生まれた。
 すかさず無数の毒針が、動けない彼女に浴びせられる。


「ちびムーン!? そんなっ、私のサイレンス・ウォールが……ああっ!」
 バリアに侵入してきた岩石人間の足が、サターンの腹を蹴り飛ばした。華奢な身体を折り曲げ、それでもバリアを維持する彼女だが、今度は獣人の爪に切り裂かれ、肩から赤い血が流れ落ちる。
「邪悪な者共よ! 私たちに近づくな!」
 血を吐きながらサターンが叫ぶと、バリアが力を取り戻し、侵入してきた怪物たちを押し戻した。しかし、ここでちびムーンの気配が消えたことに気付く。慌てて振り返るも、既に時は遅かった。
「……セーラー……サターン……助け……て……」
 ちびムーンは全身に毒針を浴び、肉塊の触手に両足を縛られて、ずるずる引きずられていた。
 戦闘コスチュームは針だらけ、手足や露出した乳房にも針が並び、顔にさえ針が刺されている。上唇と歯茎を貫くように、さらに、左の眼窩に。歯茎が破壊され、眼を潰され、彼女の顔は血の海だ。
 引きずられた後には無数の血の痕と、針を刺されて割れたムーンステッィクが落ちている。
(どうして、女の子に、そんな酷いことができるの……!?)
 惨い仕打ちに打ちのめされた。セーラー戦士見習いのプリンセスの残酷な敗北。サターンは肉体を恐怖で震わせ、あまりに残虐非道な怪物の群れを見る。
 例え可愛らしい年頃の少女だろうと、無力な子供だろうと、容赦など微塵もない。理性も知性もなく、欲望と本能のみに動いている。陵辱することも、肉を裂くことも、殴ることも、喰らうことも、汚物に沈めることも実行できる――それが、自分たちが戦いを挑んだ敵なのだ。
「スーパーちびムーン、すぐに助けるから、頑張って!」
 バリアを解除すると、粘液の雨や火炎が降ってくる。サターンはサイレンスグレイブでそれを薙ぎ払い、近くにいる怪物たちを切り捨てた。彼女が戦うのは、怪物ではなく恐怖だ。
 自分よりも遥かに大きな巨体を刺し貫き、斜めに切り裂き、ちびムーンの元へ向かうサターン。しかし、怪物たちは視界を覆い尽くし、助けを求めている仲間と完全に分断されてしまう。
 怪物を切り捨てたサターンは、背後から背中を蹴られて汚泥に叩きつけられた。よろめきながら立ちあがるも、獣爪で右頬を一閃される。同時に岩石人間の拳が腹に打ち込まれた。
「うぐっ! ううっ! ぐうううっ!」
 内臓を血の海にされ、サターンは怪物たちの中に崩れ落ちた。
(駄目だわ……数が多すぎるし……こいつら、1匹1匹が、とても強い……)
 翻弄されるセーラー戦士の肉体は、まるで大木に潰される花だ。星の力に守られていても、苛酷な環境で生きる怪物たちの攻撃は強力だった。とてもではないが、接近戦では勝ち目はない。
(私たち……もう地球に戻れないのかな……?)
 サターンの脳裏には、遥か彼方に輝く地球の姿。故郷の星までは、絶望的な距離が存在していた。もしも、テレポートのエナジーが足なければ、帰ることもできないのだ。
 そのとき、ちびムーンの呻くような悲鳴が、怪物たちの隙間から聞こえてきた。


「ぐううっ……うあ、あああ、ああああ!」
 触手に両手を縛られ、吊り下げられたちびムーンから、毒針が乱暴に引き抜かれていた。針を抜くたびに傷口が抉れて激痛が起き、血が溢れて体を洗い流される。
 彼女に突き刺さる針は残り2本、唇から歯茎に突き刺さるものと、左目のもの。触手が針を握り締め、同時に引き抜くと、言葉にならない悲鳴が迸った。
 縦に裂けた唇から歯茎が露出して歯が転がり落ち、左の眼球は視神経に繋がれて頬に垂れ下がる。彼女の宝石顔がスプラッタに転じ、右目からは苦痛と絶望の涙が溢れ出していた。
「いや……やめ、て……たす、けて……く、るし……ぃ……」
 触手が細い首をゆっくりと締め始めた。首はとても柔らかく、力を込めれば小枝のように折れそうだった。目からは涙が溢れ、小さな肢体が恐怖と激痛で震える。
「く、は、ぁ……ぁ……ぁ……ごほっ……ぁ……あぁ!」
 触手の先端に付いた生殖器が、黄ばんだ精液をちびムーンの顔に塗りつけた。屈辱的な化粧を施されるも、毒で麻痺して抵抗すらできない。顔中を欲望にドロドロにされ、だらりと脱力する幼い戦士。
「スーパーちびムーン! 諦めちゃダメ! 最後まで戦うのよ!」
 サターンが体を起こそうとしながら、必死に叫んだ。
 彼女は理解していた。ここで諦めれば希望は終える。幻の銀水晶を使用できる彼女が敵の餌食になれば、本当に絶望しかない。しかし、ここにはもう、彼女を助けにいける戦士はいなかった。
「屈してはダメ! 諦めないで! ぐふっ! やああっ! うぶっ!」
 顔を大きなこぶしで殴られ、サターンは再び倒れた。しかし、すぐに掴み起こされ、再び殴り倒される。頬は裂けて血が噴き出し、耳は潰れて鼓膜は破れ、歯が唇の隙間から零れ落ちた。
「うぐっ! ぷはっ! お、お前たちなんかに、屈したりは……うぐっ! ぐううううう!」
 岩石人間の巨大な足が、倒れ伏せた彼女の顔を踏みつける。
 怪物の足の裏が、音を立てて清楚な美顔を嬲り始めた。鼻の骨が折れ、唇が捲れ、皮膚が裂けていく。女性の命である顔を潰され、自分の無力を思い知らされて、サターンは絶叫する。
 破滅の戦士としての誇りと使命感が、ただただ暴力により打ち砕かれていった。
「はあ、はあ、はあ、はあ……私たちは……こんなところで、朽ちるわけには……!」
 幼い体がショックで痙攣し、ミニスカートから伸びる足が汚泥を蹴って暴れた。それは反撃を試みる戦士の動きではなく、圧倒的な蹂躙にただ足掻く子供の動きでしかない。
「サターン・クリスタル・パワー!」
 幼い肢体から聖なるパワーが立ち昇るも、怪物たちは怯まず彼女を襲い続けた。
 獣人たちは手足に食いつき、鋭い牙により肉を剥がれていく。そして少女の肉と血を堪能し、咀嚼されたブーツや手袋の残骸を吐き捨てると、胸のアーマーに鋭い爪を立てた。
「サターン・クリスタル・パワー! 私に戦う力を! 仲間を救う力を! 土星よ……!」
 アーマーを砕いて胸から剥がし、膨らみかけた乳房にむしゃぶりつく。そして柔らかい脂肪に牙を食い込ませ、胸皿に盛られた2つの料理を平らげた。美味と分かるや、怪物の魔手は全身に伸びる。
 レオタードとミニスカートが引き裂かれ、全身の皮膚を剥がされながらサターンは絶叫した。セーラー戦士の肉体も、怪物にしてみれば柔い桃肉。皮膚を剥いで肉を抉れば、骨と内臓が溢れ出る。
 ペニスの味も知らない性器にも、手首が捻じり込まれてきた。膣壁が引き裂かれ、股関節が壊れ、無慈悲な蹂躙者は子宮口を爪で刺し、卵巣を抉り出そうとする。腹は開帳されて小腸が噴き出した。
 必死に蹂躙に耐えた精神が一気に決壊し、サターンの心を恐怖と絶望が押し潰していく。
「いやあああっ! 助けて! 助けて! みんな! セーラームーン! 助けて!」
 サターンが絶叫する近くで、ちびムーンは陵辱により処刑されている。毒針を抜いた穴を裂き広げ、そこに挿入するという鬼畜な行為が行われていたのだ。


「ぐぼっ、ごぶっ、ぐぶっ、ぐぐ、うぐっ、ぐぷっ、くふっ」
 ちびムーンは乳房、腹部、脇部、口内や左眼窩を再度抉られ、傷口に触手やペニスを挿入されていた。肉の凶器で全身を串刺しにされ、精液を流し込まれる拷問的性交。さらに下腹部は岩石人間の石剣状のペニスと、肛門は針人間の槍状ペニスと結合し、激しく上下に揺すられている。
 10本のペニスが連動して体内に突き入り、体をバラバラになると錯覚する。獣人の股間が左目に激しく打ち込まれ、口を犯す触手は胃まで達して内臓を陵辱し、下腹部は激痛しかない。
 プリンセスとして、いや少女として、これ以上ない屈辱的な拷問。怪物の欲望の捌け口にされ、体は麻痺毒で動かない。ちびムーンは苦しみに顔を歪ませながら、それでも無事な右目で怪物を睨む。
 親友がかけてくれた最後の言葉が、彼女の勇気を奮い立てていたのだ。
(サターンだって、まだ戦ってるんだ……。私だって、最後まで戦んだから……)
 ちびムーンは腹の穴から潰れた内臓が垂れ落ち、肋骨が剥き出しにされ、折れた背骨が背中を突き破っている有様だった。肉体から垂れるのはレオタードか、剥かれた皮膚かさえ分からない。
(負けない……負けない……まけ、な……)
 しかし、どれだけ傷つけられても、辱められても、絶対に心は屈したりはしない。それはちびムーンに残されたセーラー戦士の最後の誇りであり、戦士としての在り方だった。
 ちびムーンが嬲りものにされる横で、岩石人間がサターンの髪を掴み上げ、吊るし上げた。右半分の皮を剥がれ、体中を血の海にし、内臓を垂らして恐怖に泣き叫ぶ彼女に、もはや戦う意思と力は残されていない。
「……はあ……はあ……止めて……助けて……助けてぇ……!」
 しかし、怪物には獲物を弄び、破壊し、陵辱して欲望を満たすことしか頭にない。頑丈で回復も早いセーラー戦士の肉体は、怪物たちには最高の御馳走であり、オモチャなのだから。
 治癒能力を持つ怪物が、彼女たちの肉体を修復しようと準備を整えている。細胞の老化を止めることも可能だし、発狂を回復させることもできる。これから永遠に、彼女たちは幼い姿のままこの星で嬲られるのだ。

………………………………
………………

 暗黒の彗星が地球に接近してきたのは、数ヶ月前である。
 いかなる観測手段を用いても正体が掴めない謎の彗星。そこから強大な暗黒のエナジーを感じられたのは、地球を守るために変身したセーラー戦士だけだ。
 純白のレオタードで魅力的な肉体を包み込み、ミニスカートが穏やかに揺れる戦闘ドレス。胸部に咲いたリボンを宝石で纏め、黄金のティアラを装着した姿には、美しさと凛々しさが共存していた。
 そしてセーラーチームの中には、二次性徴さえ経験してない幼い少女が二人いる。
「美少女戦士セーラーちびムーン! 未来の月に代わってお仕置きよ!」
「破滅と誕生の戦士セーラーサターン!」
 変身して少しだけ身長が伸びているが、胸に咲いたリボンは周囲より大きく見え、ブーツや手袋は逆に短く感じられる。胸部を覆うアーマーも起伏が乏しく、女性のとしての曲線は無いに等しかった。
 凛々しさと可愛らしさがマッチした、お子様サイズの戦闘コスチューム。しかし、幼くとも、彼女たちは立派なセーラー戦士なのだ。ちびムーンとサターンは微笑みあって手を握り締める。
「きっと厳しい戦いになると思うけど、絶対にみんなで帰ってこようね」


 そして幼いセーラー戦士たちは戦いに敗れ、ついに地球に戻れなかった。
 怪物に捕まり、殴られ、裂かれ、焼かれ、陵辱され、死ぬ直前で回復させられ、嬲り尽くされた。
 その後、彼女たちがどうなったかは誰も知らない。


BADEND

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*― ―) 暇人のSS書き。華麗に武装した少女戦士や魔法少女の敗北萌え、陵辱萌え、拷問萌え。好きなシチュは汚されてドロドロ、小さいものウジャウジャ、囲まれてボコボコ、動けない、脱出できない、終わらない。
 好きな作品は最近は学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド。お気に入りは、うみねこシリーズ、舞Himeシリーズ、ネギま!、セーラームーン、封神演義等。

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